こんにちは、軽トラです(^▽^)/
結婚することが決まり準備を始めたワタシでしたが、結婚式への夢がふくらんでがんばりすぎました…
そこで今日は、当時を振り返ってシマッタな~ってお話をさせていただきます
そして、よかったなと思うことも
これから結婚される方
結婚の予定はない方
もう、昔の話だよって方
皆々様に
読んでいただけたらウレシイです

結婚式を何式にするの?
最初に、結婚式を何式にする?って悩みました
日本でメジャーなのは、神前式と、教会式ですかね
伝統的なのは、神前結婚式
昭和のドラマを観ていると出てくる、お決まりの結婚式のシーン
白無垢(しろむく)姿で、三々九度(さんさんくど)をしたり、巫女(みこ)さんが舞を舞ったり
ワタシの友人が神前結婚式をやったときは、地元でも有名な神社で行われ、格式高いなぁと思いました
参列したオンナ友人一同、いつもは洋装の子も振袖を着ていた覚えがあります

一方、ワタシの周りでは、神前式よりも教会式が人気だったかな
結婚式場でやる友人が多かったですね。結婚式場の敷地内にあるチャペルで挙げていました
神父様とか牧師様がいらして(あれってアルバイトさん?本物?そもそも神父様と牧師様のちがいがわかってない)
ウェディングドレスを着て、バージンロードを歩き「病めるときも、健やかなるときも…」って誓いあってチューをする

ワタシはコレにあこがれてた結婚するなら、教会式がイイナって思ってました
でも、いざ自分が結婚式を挙げると決まってハテ?と考えました
嫁ぎ先のおうちも、わが家も仏教で、クリスチャンではないのに、結婚する時だけ教会式で永遠の愛を誓うのってどうなんだ?
決定打は、職場のセンパイの挙式に参列したことかも…
センパイのご家庭は敬虔(けいけん)なクリスチャンで、本物の教会で、本物の神父様(牧師様?)が立ち会われて式を挙げられていました

あ、これはホンモノだわ
一方、わが家には、仏壇やお墓があります。大みそかにはお寺に行って除夜の鐘をつきにいきます
で、お正月には、神社に初もうでに行くのよね。七五三も神社にて、ちとせあめ

そして、クリスチャンではないけど、子どもの頃はクリスマス会をやってプレゼント交換したり、お年頃になると彼氏とステキな時間を過ごすみたいな?
ん?季節行事ごとにお寺、神社、教会とバラバラでありますな…
ならば、いっそ仏教式の結婚式を挙げるなら筋が通るかも…でも、イメージがわかないぞ
そもそも仏教式の結婚式ってどんなのかな?ピンと来ない
たまたま知り合いに、お寺の跡つぎさんと結婚された方がいて、仏教式の結婚式を挙げられましたが、珍しいなって思ったくらいでした

このころはスマホはなかったので、結婚を特集した雑誌などで情報収集していました。そこで、たどり着いたのが、人前結婚式(じんぜんけっこんしき)
神様や仏様ではなく、列席者の皆さまに立ち会っていただいて結婚の誓いを立てるという式です
これはいい!との結論に至りました
がんばりすぎたこと
人前結婚式にすることを、両家の両親に了解を得たのでいざ準備を始めたのですが、がんばりすぎてしまったかな?色んなことを抱え込みすぎました…
一般的にやることは、
- 式場選び
- 衣裳選び
- 引き出物選び
他にもありますけどざっくりこんなかんじ?
一方、プロに任せても良かったのに自分たちでがんばりすぎたこと
- 招待状と席次表:ワープロで作成
- 衣裳:色打掛、ウエディングドレス、カクテルドレス、三か所違う店でレンタル or 購入
- 会場の花
:知り合いの花屋
- ブーケとブートニア:フラワーアレンジメントやってる友人
- 引き出物:商品ごとに店とやりとり
- タクシー
:タクシーチケットやジャンボタクシー
- BGM:曲を選んで、カセットテープに録音
- ピアノの生演奏
:ピアノがトクイな友人
- 菓子まき:お菓子の袋詰め
- ウェディングケーキ:知り合いのパティシエ

どうなんでしょ?ワタシは知り合いを巻き込みすぎたかな…そのために、自分も依頼するのに電話したり説明したりと忙しくなりました
失敗したこと
このほかにも失敗談があります
やっちまったなーってこと4選
①カツラがゆるい
和装の時のカツラのサイズ決めるときにポニーテールで行ったことが大失敗でした
ポニーテールの状態でサイズをあわせてしまったので、当日カツラがゆるくて
おじぎをするとかぽっと脱げるんじゃないかとヒヤヒヤしました
カツラ合わせは、ポニーテール厳禁

②引き出物が増えちゃった
引き出物は参列者の帰りの荷物になるのを避けたくて、カタログギフトのみで準備をしていたら、お義母さんから「ちょっと待った」が入りまして
結局、カタログギフトに赤飯+紅白饅頭+かつお節+ふろしきが追加されてしまいました(は?いらんし…
)
あ、そんなこと言ってはいけませんよお義母さんの意見も大事
(今後同居するんだから、やばいからね…)

③お菓子を買いすぎた
実家の母のたってのねがいは、ムスメが家から和装でヨメにでることでした
本音は、ドレスだけでいいかな~って思ってましたが、母のねがいは聞いてあげたい!と思って、美容師さんに家に来てもらってお支度をしてもらうことにしました
花嫁が実家からヨメに出る時には、近所の方々が集まってくださって、その中をしずしずと歩いて出ていきます。歩き始めると、「よーめぇりぃーーー」と叫んで、近所の皆さまにお菓子の袋詰めを配る風習があります
このお菓子をたくさん用意しすぎました
カレの知り合いに菓子まきをした人がいたので、参考に聞いた金額で注文したら、2トントラックいっぱいのお菓子が届きました

ちゃんと見積りとか相場を知らないとダメですね…
あとからご近所さんに聞いたら、数か月かかっても食べきれないくらいのお菓子をもらえた…なんておっしゃってたらしいま、喜んでいただけたようで、なにより
④酔っぱらってまっかっかのカレ
前撮りはせず、お色直しをするたびに写真撮影をしたのですが、カレは披露宴でビールを注がれるときっちり飲んでしまい、ドンドン酔っぱらっていきました
まっかっかの顔での写真撮影

前撮りすればよかったかな?っていうか、そんなに飲むなよな
父からのサプライズ
思い出してみたら、失敗したことの方が多かった
そんな中で、結婚式での一番うれしかった思い出は…
親への花束贈呈のあと、披露宴の締めくくりに、両家の父親のあいさつがありました

まずは、お義父さん
(お義父さんのイメージは勝新太郎さんですゴーイングマイウェイの生き方)
武骨なタイプの方で、かしこまったあいさつなんてやってられないっておっしゃって、カレが用意したあいさつ文を読み上げていました
次に、ワタシの父の番
一般的なあいさつをするのかな?と思っていたら、ごそごそとノートを取り出して読み始めましたなにが始まったのかとビックリしました
それは、ワタシが生まれたときからつけていた日記でした。毎日つけていたのではなく、ワタシになにか変化があったときに記していたようです
その時に父が読んだのは最初のページ。ワタシの誕生のお話でした…

初産で出産予定日より一か月も遅れ、胎児が大きくなりすぎて母体の尿がでなくなり、痛みに耐えかねて雪の降る夜に病院に駆け込んだことや、長時間の陣痛とたたかってワタシを産み上げたこと…
父がそんな日記を書いていたことを、その時初めて知ったので、ビックリして胸がいっぱいになりました

ってか、ワタシだけじゃなくて、参列者の大多数が泣いてました会場のみんなで涙しました…
結婚式やってよかった?
実は、結婚式の少し前になったころ、疲れがピークになってたのか、ワタシがひどいカゼを引きました
免疫力が低下してたのかな?(まあ、寝込んだおかげでやせてしまって、ドレスを着るにはちょうど良かったかも)

今思い出すと、よくこんなハードなことをやれたものだと我ながら感心します。今ならぜったいムリです
結婚式は自己満足のオンパレードだったな~と笑っちゃうけど、参列してくださった方々に新しい門出を祝福してもらえたことは、良かったかなと思います
今から26年前の当時は、結婚することや、結婚式をあげることは今よりも当たり前って感覚でした
最近は、結婚しないヒトも増えているし、事実婚とか、身近な方だけで結婚式をあげたり、海外挙式とか?(あこがれちゃう)
ワタシも今ならちがう形にするかも
今なら結婚専門のコーディネーターさんとかに相談するといいかなって思います。ムダなくムリなくね相見積もりもキチンとして
思い返すと、結婚式の準備で、同居とか家業をやるとかの不安が少しまぎれたし、カレと色々相談できたのは、悪くなかった
初めての二人の共同作業って感じ
披露宴のウェディングケーキ入刀で「お二人の初めての共同作業でございます!拍手をおねがいしまーす」って、決まり文句がございますが、すでに式の準備段階で助け合ってた
動ける自由度の高いワタシがメインで動きましたが、パソコンを使った作業など、ワタシがニガテなところはカレが担当してくれました

披露宴の後は、友人たちがステキな二次会をしてくれました(ありがとう☆)
結婚式はタイヘンだったし、お金もたくさん使いましたが、当日はまるでお姫様のような気分でしたこんな経験はなかなかありません
50代になった今、ホントにそう思います
あ、でもね、このあと旦那と一緒に帰るのは実家ではなく新しいおうちなんです…
いよいよ同居生活のはじまりです

最後までお読みくださりありがとうございました
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